冬になると家の中につきましては、
エアコンなどの暖房によって気温調節をおこなっているのが一般的です。
そのため、必然的に部屋の空気は乾燥しやすくなってしまいます。
そういった部屋の乾燥を防止するという目的で加湿器を利用する方法があります。
加湿器でもって家の湿度を効率良く調整するためには、
置き場所が大事になってきます。
ですから加湿器本体の機能だけに限らず、その置き場所に於いても
上がいいのか?床がいいのか?高さは?など、
効果的な場所をきちんと考えましょう。
◆加湿器の置き場所ってどこに置けばいいの?
加湿器を効果的に利用するには部屋のどこに設置するといいのでしょうか?
まず第一に考えることは、
加湿器は湿度を上げるため空気中に水をまくわけです。
ここで夏場を思い出してください。
氷の入った麦茶などのコップの周りには水滴がたくさんついていますよね。
あれは空気中の水蒸気が冷やされて水滴になったものです。
この事から、加湿器の周りは物を置かないことが重要になります。
・どうしてなのか?
例えば花瓶などを想像してみてください。
冬場になると部屋の温度は暖かくとも花瓶は冷えていたりしますよね。
空気は温度が低い花瓶などに触れると、
氷の入ったコップと同じ現象が起きやすいのです。
このことから、加湿器を置く場所の一つとしてまず、
周りにものがないことという条件が出てきます。
次に先程は「周りの物」でしたが、これと同様に考えていきます。
思いつくのが、
・床
・壁
・窓
になってきます。
これら3つも部屋の温度が高くても、冷えた状態であることが多いですよね。
特に気をつけたいのが「窓」です。
窓は外気に触れていますから、冷たくなります。
まさにコップと同じです。
そうなると窓の近くでは水滴に代わりやすい状態となります。
これが「結露」です。
このように床や壁も原理は同じといえます。
◆加湿器の置き場所の高さについて
ここで加湿器の置き場所で、
上がいのか下かいいのか?という高さについての問題も解決します。
床が近いと窓と同じ現象になりやすいということですから、
床に近い下ではなく上のほうが置き場所としては適しているのです。
これらは効率で考えてもよくありません。
加湿器から出てすぐに冷やされて水滴になって窓などにくっついたりしたら、
部屋全体には行き渡りにくくなりますからね。
加湿器の置き場所について、ここまでをまとめると。。。
・周りにものを置かない
・窓際はNG
・壁際はNG
・床はNG
物や窓、壁からは30cm程度離して置くのが理想。
高さについては、50cm-1mくらいが理想となります。
◆加湿器の置き場所で効果的なところは?
次に加湿器の置き場として考えるのは「効率」です。
端から端までなるべく均一に部屋の湿度を高めることを狙った
効果的な置き場はあるのだろうか?
つまり、部屋全体に湿度が行きわたるには、
どの場所におくのがベストかを考えていきます。
一般的な加湿器は拡散機能はありませんよね。
水蒸気がモクモクでている状態の製品が多いです。
基本的に湿度は高い場所から低い場所に流れる性質を持っています。
ですから、自然に拡散するものなのです。
通常の部屋ですと普通に部屋の真ん中においておくと部屋全部に行き届くのです。
とはいえ、もっと効果的な方法としてはエアコンの機能を利用します。
それはエアコンの吹き出しの風にのっけて部屋全体に拡散させる方法です。
そのために効率的な置き場所としてはエアコンの下が理想となります。
なぜなら、加湿された空気が上にあがりエアコンで運ばれるからです。
ただ間違えてはいけないのは、エアコンの吹き出し口においてはダメです。
乾燥した空気にたいしてセンサーが反応して、
本来の湿度が測定できずに常に加湿状態となります。
◆まとめ
加湿器の置き場所として効率的ところとしては、
まとめると
なるべく物や壁や窓に近くない場所でありながら、
エアコンの下に置くのが理想となります。
物や窓、壁からは30cm程度離して置くのが理想。
高さについては、50cm-1mくらいが理想となります。