蛙は好き嫌いが分かれる生き物ですが、
風水においては大切な生き物だとされています。
風水において蛙とは、どんな意味があるんでしょうか?
◆風水での蛙の意味ってなんでしょう?
蛙は金運や幸運を呼び込む縁起物としてみなされています。
例えば。。。蛙を様々な言葉に変換してみます。
すると「返る」や「帰る」「変える」などの言葉に変換できます。
これらのことから風水では、
・幸運やお金が返ってくる
・出かけても無事に帰る
・不運を変える
という意味を持ちます。
近年ではがま口のレトロなデザインの財布も注目を集めています。
これは、がま口金具がガマ蛙の口に似ているところから、
お金が帰る(蛙)ということで金運が上昇するという風にもとらえられています。
また財布といえばカエルの小物を財布に入れておくと、
お金が貯まる、お金がカエルと言われてきました。
金運ですから商売繁盛のお守りとしても重宝されています。
ですからお店を経営している人は店の入り口に蛙の置き物おいて、
硬貨をかませておくことによって、
商売繁盛のご利益を受けることができるともいわれています。
商売繁盛のお守りとしては招き猫を想像する人が多いかもしれませんが、
蛙の置き物も同じような商売繁盛の効果をもたらすのです。
◆ただ蛙の置き物ならなんでも良いというわけではありません
しかし、ただ蛙の置き物ならなんでも良いというわけではありません。
商売繁盛(金運)のために置くのであれば、
足が三本の蛙の置き物を選ぶことが大切です。
蛙は当たり前のことですが全部で4本の足があります。
風水では三本足の蛙には財運を飛躍的に上げる力が込められているとされてます。
・なぜ三本足の蛙が金運と結びつくのか?
三本足の蛙は仙人に仕える聖獣です。
仙人は三本足の蛙を捕まえる時に金貨を使って釣り上げたのです。
ですから、三本足の蛙は金運と結びつくのです。
◆どちらの方向に向けて置くのかが重要
玄関は風水的に運気の入り口です。
金運の縁起物として玄関やお店の入り口に蛙の置物を置くのであれば、
どちらの方向に向けて置くのかが重要です。
蛙の顔を玄関の外側に向けるのではなく部屋の内側に向くようにおきます。
・どうして部屋の方に向けて置く必要があるのか?
蛙はピョンピョン飛びます。
外に向けて置いた場合、ピョンピョン外に向かいます。
ですから、せっかく取り入れた幸福や金運が、
外に向かってピョンピョン飛んでいってしまっては大変です。
そうならないよう幸福や金運を家の中に取り込むために、
部屋の内側に向けてことが大切なのです。