新しい年を迎え、お正月を感じさせてくれる、おせち料理。
おせちの主役といえば、数あるいろんな種類の料理です。
そしてその料理をきれいに飾ってくれるのが脇役でもある飾り葉となります。
おせちには見た目の華やかさや色彩も重要です。
そのおせちの飾りに使用する飾り葉はどこで売っているのでしょう?
◆おせちに使う飾り葉はどこで売っているのでしょう?
おせちに使う飾り葉は時期になると、
・専門の出店
・市場や食材専門店
・スーパー
・フラワーショップ
・楽天、アマゾン
・プラスチックならホームセンター、100均
などに出回ります。
もちろん買っても良いのですが、
庭があり木々が生えているなら、そこから切って使っても良いです。
また、公園や山などにもおせちの飾り付けで使えそうなのがたくさんあります。
◆おせちに使う飾り葉は縁起物
可愛らしい赤い実をつけて笑顔もこぼれるのは南天であり、
意味としては難を転ずると言われています。
冬の時期になると可愛らしい赤い実が白銀の世界にも華やかさをもたらします。
ですので、お正月飾りとしても広く使われる種類です。
葉の表側を上にして使用をするのは、
イベント的におめでたい席での料理での基本にもなります。
長寿を表すのは可憐で高貴な花をつける菊。
菊は切り花にしても長持ちすることから長寿の縁起物となります。
正直ということを意味するのは裏白です。
裏白(ウラジロ)は常緑性のシダで葉っぱの裏側は白いです。
ですから、それが心にも裏がないという意味になります。
また、シダ類の葉の裏の白い部分を白髪とみなし、白髪=長寿長生の縁起物です。
長寿の象徴ともされているのが松。
常緑樹ですから葉の色がずっとそのままなので「不老長寿」です。
肉厚な葉を付けて香りが良いのは葉欄であり、
様々な料理を重箱に詰めた際に仕切りや敷物として利用をします。
ゆずり葉は新しい葉が育つために古い葉が譲るというという事から、
「譲る」葉っぱということで後の世の代々まで福を譲るという意味の縁起物。
家系継続繁栄の象徴の意味合いを含み使われます。
センリョウ(仙蓼 / 千両)やマンリョウ(万両)は名前がすでに縁起物です。
竹はタケノコとして毎年次々生えてくることから「子孫繁栄」の縁起物。
いずれも緑の美しさが際立ちますが、
縁起物であり、お正月のお節料理には最適です。