冬の寒い時期にはエアコンやヒーター、こたつなどを使うのが一般的です。
しかし、寒くてどうしても眠れない時などに昔から使われているものがあります。
それが湯たんぽです。
近年になり再び湯たんぽの使用が見直されてきています。
とはいえ若い人の中には、湯たんぽの存在や、
さらには使い方を知らない人もいるかも知れません。
一般的な使用方法としては中にお湯を入れて自分の体に当てて使うものです。
そこで実際に使う場合に、
湯たんぽを当てる場所ってどこなら効果があるのだろう?
◆湯たんぽを当てる場所ってどこなら効果があるのだろう?
湯たんぽを当てる場所は腰やお腹です。
その後太もも、お尻、腕などという順番がベストなります。
湯たんぽは、どこに当てればよいのかということについては、
昔から足先などにおいて足を温めて使っていた人が多いかもしれません。
しかし湯たんぽで足先を温めたとしても、実はあまり効果がないのです。
いくら使っても、なかなか冷えは改善しないのです。
◆なぜ足先はあまり効果がないのか?
冷えは体の末端部分を温めても、あまり効果はありません。
足先を温めたたとしても温められた血液は心臓に戻るうちに冷えるのです。
ですから温かい血液を体全体に流し、
末端神経までしっかりと流すことによって冷えが改善することが大事なのです。
このことから湯たんぽを使うのであれば、
体の中心に近い部分を温めるのが一番体が温まりやすいとなるのです。
具体的には腰やお腹です。
大切な臓器や血液が集まっているお腹が冷える事で血流が悪くなります。
◆でも寝ているときにお腹や腰には置けませんよね?
温めるコツとしては寝る前が重要なのです。
布団に入り眠ってしまう前にお腹や腰などから移動させ温めます。
更には腕、太ももという感じです。
このようにしていくと全身が温まりやすくなります。
そして低温やけどを避けるために、
必ず専用カバーか厚手の布で湯たんぽ全体を覆いましょう。
◆湯たんぽは昼間から
冷え性であれば夜寝る時だけが寒いのではなく昼間も冷えています。
ですから昼間も湯たんぽを携帯して、
お腹、腰、おしり、太もも、腕などに当てると血流が良くなり体が温まります。