毎年この時期になるとツバメが巣を作り雛を育てる光景をよくめにします。
ツバメは人間の家に巣を作ることが多いんですが、
それは人間の近くには外敵が近よってこないからなんですね。
しかし玄関先にツバメがやってきて巣作りをしていても、
カラスがツバメの巣を壊し中の卵を盗んでいく事もよく起こります。
自分の家のツバメの巣から子どもが巣立つのを楽しみにしていたりするのに。。。
カラスに襲われてしまっては困ります。
そこで、ツバメの巣を襲うカラスから守る方法や対策ってあるのでしょうか?
◆カラス対策として有効なアイテムと取り付け方
カラス対策として有効なアイテムとして
・ネット
・のれん
・キラキラ光るテープ
・紐
これは個体の大きさも関係しています。
ツバメは10cmの隙間なら問題なくくぐりぬけることができますが
カラスはできません。
ですからツバメは通れるがカラスが羽ばたいて通れない間隔で障害物を設置します。
取り付け方は
5mmほどの太さの紐を10cm間隔で天井からぶら下げればOK。
また、ツバメの巣から50㎝ほど離れた場所にのれんを取り付けるのもOK。
その際設置するタイミングですけれど、親鳥のいないあいだに取り付けてください。
なるべく巣から離れた位置から設置して、
様子を見ながら大丈夫そうなら次の糸設置というように行ってください。
◆参考画像と動画
言葉で説明するだけではわかりにくかもしれませんね。
参考になる動画と画像を用意しました。
◆ネットなどを張ってしまったらツバメも怖がるのでは?
紐をつったり、ネットとかやっても大丈夫なのか?
こういったアイテムを設置することでカラス対策になると同時に
ツバメも怖がるのでは?
なんて思っちゃいますよね?
上の動画では意外と平気そうにしています。
さすがに設置後すぐには警戒して近寄りません。
ですが卵やヒナがいますから巣を放棄することはないんです。
1~2時間位後ですかね。
問題なく戻ってきます。
ただここで注意点があります。
カラス対策ネットや紐を設置する時期についてです。
巣を作り始めたらすぐ設置するのではなく、
卵を産んでメスが座り始めてから設置してください。
抱卵が始まらないときに設置すると驚いて巣を放棄して逃げてしまうかもしれません。
◆まとめ
以上がカラス対策になります。
ツバメが巣をつくる家は「縁起がいい」などといって喜びますよね。
そんな縁起物のツバメの巣をカラスから守ることは
自分にとっても良い事なのかも知れませんね。