秋の味覚に「すだち」がありますが、
みなさんはどのようにして使っていますか?
すだちはなんといっても名脇役。
素材のおいしさを引き立てることに秀でた食材です。
食に関しは香りや酸味を活かしたり、料理の彩りとして利用したりと
その風味を楽しむ食べ方のほうがメインですよね。
松茸やサンマなどといった
日本料理には欠かせないものとなっています。
◆すだちが美容に良いってどういうことなんでしょう?
すだちは食に関しては誰もが認める逸材。
実はその「すだち」美容にもとても良いんですよ。
すだちにはどういった使用方法があるのでしょう?
①お風呂に入れる
すだちの特徴としてその香りがあります。
料理やお酒にもいれると柑橘系の良い香りがしますよね。
それはそのままお風呂に入れるとよいんです。
入れ方は簡単
すだちの果実に切り込みを入れて丸ごと湯に浮かべたり、
ガーゼやハンカチなどにくるんで入れてお風呂に浮かべたりでもOK。
でね、中身を潰しながら軽くお肌をゴシゴシするとお肌ツルツルピカピカに!!
②アロマテラピー
すだちには「リモネン」という香味が含まれています。
このすだちの香りを取り込むことで不安やイライラが減少。
つまり普段のストレス解消にも大きく役立ちます。
ストレスはいうまでもなくお肌や健康の大敵ですからね。
「アロマテラピー」とかいうと精油をイメージしますけど、
すだちの香りを嗅ぐだけでも効果がありますから。
でね、その「リモネン」の多く含まれている場所なんですが、
すだちの果肉ではなく皮なのです。
その香りを発散させる方法としては、
皮を傷つけることによってより香りが広がります。
お風呂の場合と同じですね。
③ビタミンC
ビタミンCに関しては
いろんな本や雑誌、テレビの特集などで
お肌に良いということで特集が組まれたりしていますよね。
・抗酸化作用
老化の原因は酸化と言われています。
これに立ち向かうためには抗酸化食品が必要。
それがビタミンC
酸化される時に優先的にビタミンCが酸化されることによって
酸化を防いでいるのです。
・コラーゲンの生成
また、ビタミンCはコラーゲンの生成に関わっています。
コラーゲンが減少すると
肌の張りが失われるとかよく言われていますよね?
ビタミンCはコラーゲンの生成に関わっています。
・しみ、そばかす防ぐ
紫外線が肌に当たることで、
それらを遮断しようと黒色メラニンがでます。
そのメラミンこそが肌のシミやソバカスの原因。
しかし、ビタミンCはその黒色メラニンを
無色の還元型メラニンへと変化させ、目立たなくする働きもあります。
ビタミンCは熱や水に弱いため、
生で食べるのがいちばん効率よく摂取できますから、
ビタミンCが豊富な「すだち」がおすすめというわけなんです。
◆すだちで脂肪を減らすことができるってホントなの?!
美容にとって困るもののひとつに「脂肪」があります。
こいつのせいで。。。お腹や脚の見た感じが。。。
こいつさえいなければ。。。
なんて思ったことないですか?
私は脇腹の脂肪を指で摘む度に思います。
ではどのようにしてすだちは脂肪の減少に役立つのでしょうか?
①クエン酸
柑橘系の果物によく含まれているのがクエン酸。
クエン酸の役割としては食べ物として
摂取した物をエネルギーに変えてくれる働きがあります。
ですからクエン酸が体内に不足してしまう場合、
糖質がエネルギーに変換されなくなって体内に脂肪として蓄積されてしまうのです。
そうならないためにも
自分の体をクエン酸で代謝のしやすい環境にしておく必要があるんです。
レモンは3g
みかんは1g
すだちは4.5gのクエン酸が含まれています。[/su_note]
②ドレッシングとして
すだちは柑橘系で酸っぱいですから、酢の代わりに使用したりします。
で、サラダをたべる時にドレッシングをかけるのをやめて
すだちに代えましょう。
それだけでもカロリーってだいぶ違ってきますよ。
◆まとめ
このように「すだち」は食べ物を引き立ててくれるだけでなく、
美容効果も高いので自分自身も高めてくれるというわけなんですね。
スダチはそのまま食べることがおすすめ。
繊維・カルシウム・カロチン・ビタミンなどレモンよりも豊富です。
すだちは、香りの成分も多く全てにおいて秀でた食材なのです。