証明写真といえば、
お店の自動販売機の並びなどにあるスピード写真を思い出します。
パスポートにも証明写真が必要なのですが、
その写真をスピード写真で取る場合どういったことに注意が必要なのでしょう?
平成23年から写真規定が変わり厳しくなりました。
パスポートセンターでは
それらの規定に合わないとその写真での申請を拒否します。
ですから撮り直しの指示を出される方が非常に多いんです。
2度も3度も撮り直すのって嫌ですよね。
◆証明写真は顔がはっきり撮れていることが大事
外務書のHPに細かく規定が記載されています。
しかし。。。
ホントに細かいのでまずは基本的に抑えておくべきポイントを述べます。
顔がはっきり撮れていることが大事です。
・反射
どういうことかというと反射物は身に付けない。
例えば眼鏡やコンタクト、美白ファンデーションなどで光が反射して移った場合
顔が加工された感じになります。
・髪の毛
髪の毛は顔にかからないようにします。
反射同様本人である可能性が低くなる場合がある。
たとえば、
輪郭が隠れたりとか前髪で眉毛が見えないとか目が隠れたりとかしないように。
・眼鏡
眼鏡は反射しないようにするのも大事ですが、
目が見えるようになっていることが大事。
反射でめが隠れたり、フレームで目が隠れたりとかはNG。
・顔の傾き
これって自分じゃ気づきにくいですよね。
人間てまっすぐな人のほうが少ないんじゃないかな?
顎が上に向いたり、左右どちらかが低かったりはよくあること。
こういった顔の傾きもダメです。
基本的に注意したいことは上記のようなことです。
しかし、今の機械はものがよくてパスポート用に写真を取る場合は
きちんと規定に合うようにラインなどが画面上で出ます。
印刷される前にもきちんとチェックできますし、なかなかすぐれものです。
ちなみにスピード写真でなくとも
パスポート用の写真は規格にちゃんとあっていれば、自分で撮影した写真でもOK。
◆パスポートの写真を撮る時の服装ってどうする?
規格が厳しいパスポートの写真。
そんな写真を撮る場合当然服装もきちんとしておかなくては!!
なんて思ってしましまいますよね?
しかし規格に合わせた場合出来上がる写真をみるとほぼ顔しか写っていません。
ですから服装に関してはさほど気にする必要はありません。
しいて言うなれば
反射しないようなものであれば良いと思います。
どちらかというと服装よりも髪型のほうが引っかかるかもしれませんね。
顎から頭の長さは34のプラマイ2の大きさという規定がありますから。
だんごヘアーなどで写真を撮ろうものなら確実にはみ出ます。
はみ出たからダメかといえばそういうわけではなく、
髪の毛の上の部分を枠から切り出せばOK。
これは頭の登頂部まできちんと枠に入れるということで、
髪を除く顔の大きさを確保することが重要。
髪の毛の先端が頭頂部とはなりませんので注意してください。
◆まとめ
スピード写真は早くて便利なのですが、申請が却下されることも多いのも事実。
そういった場合スピード写真のデメリットはもう一度お金を払うこと。
それに対して写真屋さんでパスポート申請の写真を取る場合は
すごくきっちりやってくれて予備の写真もくれます。
そのぶん料金は2倍くらいしますけど、まず安心ですよね。