風呂あがりに綿棒で耳かきを行うのって気持ちいいですよね。
体もさっぱりした後に耳も掃除してさっぱりと。
でも、綿棒で耳かきを行うのって、なんでお風呂あがりなのか?
綿棒での耳掃除はよくない?という話も聞きます。
実際どうなんだろうと。。。
お風呂あがりに綿棒での耳かきの方法について気をつけたいことって?
目次
◆なぜお風呂上がりに綿棒で耳かきをするのでしょう?
耳掃除といえば多くの人がお風呂上がりに行っていますが、
なぜお風呂上がりなのか?
もちろん体もさっぱりしたら耳もさっぱりしたいというのもあると思いますが、
耳垢の状態が大きく関係しています。
耳垢は分泌物が多いと湿った状態であり、
逆に少なければカサカサと乾燥した状態になります。
日本人の半分以上はカサカサの状態といいますから、
お風呂に入ることで耳垢が湿り取りやすくなると考えられているからです。
たしかに綿棒で耳掃除する人の多くは
綿棒をクリームや油などで湿らせて使用します。
そのほうが綿棒の綿の部分に吸着しやすいからですよね。
ですから、
耳垢が取れやすい状態になっているお風呂上がりに耳かきをする人が多いのです。
◆お風呂あがりに綿棒での耳かきの方法について気をつけたいことって?
お風呂上がりに行う事は綿棒で取りやすくなっているからという話をしましたが、
きちんとした方法で行うことが大切です。
といううのもお風呂あがりは耳垢が柔らかくなっているだけでなく、
耳の中の表皮も柔らかくなっていますから傷つきやすいのです。
そのため傷つき炎症を起こすことで外耳道炎になったりします。
ですから外耳道を気づけないようにします。
◆どのような方法ならば傷つけなくてすむのか?
・綿棒は奥まで入れてはいけません
実は耳垢が溜まるのは入り口から1cmくらいまでなのです。
ですからホントは綿棒などは使わずともタオルで優しく拭きとるだけでも十分なのです。
綿棒を使用する場合でも耳の穴の入り口から1cm以上奥に入れないようにします。
また、耳には自浄作用というものがあり
耳垢は自然に入り口近辺に押し出されるんです。
子供と高齢者はその力が弱いですけれど、基本的には耳掃除の必要はないのです。
・綿棒は赤ちゃん用を使おう
市販されている綿棒は実は太いものが多くて、
耳掃除をしようとするつもりが逆に耳の奥に耳垢を押し込む危険性があります。
綿棒が耳かきに適さないと言われる理由はここにあります。
ですからそういった押し込みを避けるためにも
直径3ミリぐらいの赤ちゃん用の細いものを使いましょう。
・月に一回程度の掃除でOK
耳掃除って頻繁にやりたくなりますよね?
だって気持ちいいですからね。
しかし、自浄作用もあるし基本的には掃除は不要。
それに耳垢にはきちんとした役割があります。
・騒音を防ぐ
・ゴミの侵入を防ぐ
・細菌の発生を防ぐ
こういった役割があるので耳鼻科にいくと
耳の中がキレイすぎると言われることもあります。
毎日お風呂あがりに耳掃除を行うのは止めて月に1回くらいの頻度にしましょう。
◆まとめ
以上が綿棒でお風呂あがりに耳かきをする場合の方法と注意点になります。
耳掃除は気持ちが良いのでついつい毎日やりがちですが、
毎日行うならば、
なるべく綿棒は使用せず耳をタオルで拭くことをおすすめします。
奥まで入れないとやった気分にならないというかもれませんが、
外耳道だけでなく鼓膜も簡単に傷ついてしまうのでちゅういが必要です。
すこしでも違和感を感じたならば耳鼻科に行きましょう。