近年は運動会を春に行う学校もありますが、
秋といえばスポーツの秋でもありますからやはり運動会シーズンですよね。
運動会というと思いつくのが、かけっこです。
しかし走るのが速ければ楽しみでもありますが、
走るのが苦手な子供にとっては憂鬱な種目。
でも速く走るにはちょっとしたコツがあるのです。
◆かけっこはスタートのフォームから
速く走るコツというのは、まずそのフォームにあります。
陸上部とかなら走り方とか教えてもらえると思うのですけど、
通常走り方のフォームなんて教えてもらいませんよね?
「走る」という動作はできてしまうので、
あえて走り方なんて教わる機会はありません。
ですからフォームは我流です。
かけっこの苦手な子供はこのフォームを直すことで速くなるのです。
[su_note radius="5"]①スタートポジションでの姿勢②走るときの腕の振り[/su_note]
①スタートポジションでの姿勢
スタート時の姿勢なのですが、
足は前後に開いて、腕も前後に構える
駆け足のポーズまでは多くの子供ができているのですけど、
体の上体がまっすぐだったりするのです。
この場合体は前傾姿勢であるおとが大事。
次に多いのが右前なのか?左前なのか?ということ。
これは利き足を後ろにします。
・どちらが利き足なのか?
というと、手が右利きの場合の人は大抵脚も右利きです。
または、ボールを蹴る方の脚が利き足。
つまり右利きの場合は左前に体が向きます。
この向きの状態で前傾姿勢にしていきます。
・どのくらい前傾姿勢にすればいいの?
これは倒れるか倒れないかくらいのところです。
ちょっとでも前に体重を乗せたら脚が勝手に出てくる手前です。
②走るときの腕の振り
走る時に腕を振るのですけど、
通常「腕を大きく振って走ってください」というと
多くの子供は腕を大きく振ろうとして腕を前に出そうとします。
しかし、腕を大きく振るためには腕を大きく後ろに引く事がポイントです。
そのようにすることで前傾姿勢になりやすく、
また腕を大きく振ることで脚も自然に大きく振れることができます。
また手のひらですけど、一生懸命走ろうとグーになっていませんか?
走るのもそうなんですけど運動には力を抜くことが大切です。
卵を握る感覚でかるく握りましょう。
またはパーで走りましょう。
◆まとめ
子供の運動会でのかけっこなどは走る距離が短いですから、
基本スタートダッシュが肝心です。
ですが、基本的なフォームを知らないと、
いくらスタートの練習をしても意味がありません。
まずはフォームの改善を試みましょう。
それだけでも速く走れるようになります。