節分といえば大豆ですよね。
節分の行事として家族みんなで豆まきをしたりします。
しかしその際、猫がいる家庭もあるでしょう。
かくいう私の家にも猫がいます。
で。。。
節分にまいた豆を猫が拾い食いした場合なんですけど、
炒った大豆は猫が食べても大丈夫なのだろうか?
ちょっと心配です。
猫に大豆を食べさせても問題ないのだろうか?
◆猫にとっては大豆はどのような影響があるのか
猫にとっては大豆はどのような影響があるのかというと。。。
鼓腸症といわれる
腸内にガスが大量にたまって腹が膨れ上がった状態になる原因になります。
どうしてお腹にガスが溜まるのか?
大豆は未調理のまま食べるとですね、人間でも消化がよくありません。
ましてや猫は肉食系なので人以上に穀物類は消化が苦手なんですね。
ですから、消化する過程でガスが発生しやすくなります。
もちろん大豆だけでなく、芋やゴボウも同じです。
鼓腸は特に犬に多く見られるのですが猫も同じです。
◆鼓腸症って、どうなっちゃうの?
鼓腸症って、ただ腸がガスで膨れるといった状態なだけではすみません。
実はかなり怖い病気なのです。
鼓腸症になってしまった犬の場合ですとその3割は命を落としています。
早期発見、早期治療がとても大事なのです。
ですが。。。
それよりも大事なことは、
鼓腸症という病気は消化しにくい食べ物で
引き起こされることがあるということを理解しておき、
食べさせてはいけないものは、
飼い主が前もってその要因を排除しておくことが大切なのです。
◆ペットフードには大豆が使われているけど大丈夫なの?
猫は肉食系なのですからタンパク質が主食になります。
大豆は畑のお肉といわれているようにタンパク質はとても豊富な食べ物。
ですからペットの餌にも使用されているんです。
大豆は消化に悪いんじゃないの?
そうそのままでは悪いのですが、
加工した場合は消化は良くなります。
ですから消化しやすいように考えて作られているペットフードは
たとえ大豆が入っていようと安心なのです。
これは人間にも言えることなんです。
大豆をそのまま食べるのではなく、
豆腐などにして食べると非常に消化もよくまた体にも良いのです。
◆まとめ
今回は消化しにくい食べ物ということで大豆ですけど、
かわいいからといって、
なんでも人間の食べ物を与えているといろんな病気になります。
猫は人間と違い、食べ物に味付けなどしませんよね?
塩分とかもホントに要注意です。
節分で年の数だけ豆を食べるにしても
猫に大豆を与えるといったことはしないでくださいね。
ちなみに、
うちの猫は豆まきするとベッドの下に隠れて出てきません。
それと。。。まくのは殻付き落花生です。
さずがに落花生の大きさだと間違っても口に入りませんからね。