刺身セットなどをスーパーなどで見かけますけど、
そのパックの中には必ずと言っていいほど、
タンポポのような小ぶりな菊が添えてあるのをよく見かけます。
あの刺身を買うととついてる菊は、どんな効果があるのでしょう?
食べるのと体に良いのか?
また、お刺身にとって良い効果があるの?
目次
◆刺身のツマに使われる「食用菊」の効果とは
・殺菌効果
食用菊には滅菌作用が成分の一つとして含まれています。
ですから、そのことを利用してツマという形で添えられ、
その香り成分で害虫避け効果が発揮されます。
それに加えて醤油に花びらを入れて、
お刺身につけてセットで召し上がると、
菊の滅菌作用が身体の中で活用されて食中毒の予防に効き目があります。
昔は冷蔵庫もなく常温でしたから菊を用いることで衛生面を補っていたんです。
・デトックス効果
菊の成分は、
毒物・薬物・伝達物質等を
細胞外に排出するデトックス効果などの働きがあると言われている
解毒物質「グルタチオン」の生成をUPさせることが可能なのです。
・ガンの抑制・コレステロールの減少
食用菊にはクロロゲン酸とイソクロロゲン酸が成分として含まれていて
発ガン防止作用や
悪玉コレステロールを食い止める作用といったものが見られます。
・抗酸化作用
栄養の面におきましては、ビタミンやミネラルが割りと多く、
その中でもβ-カロテンとかビタミンC、それにビタミンB群等といった
抗酸化作用がある栄養素が含まれています。
そもそも老化現象と呼ばれるのは体が酸化し、そして錆びてしまうこと。
わかりやすく言うと体中の細胞から産まれる活性酸素ために
人体を酸化させてしまうことになります。
ということですので体が酸化することを防止することができれば、
老化の防止に繋がるというわけです。
言ってみればこのような活性酸素の出現を食い止めることこそが、
老化現象を予防することになるのです。
ですからアンチエイジングのというポイントからも脚光を浴びているのです。
◆「どうして刺身に、たんぽぽが乗ってるの?」
パッとみると刺し身についてくる黄色い花って、
たんぽぽに見えますよね。
実は、あながち間違ってもいないのです。
なぜなら。。。。
たんぽぽはキク科の植物なので、菊によく似ているのです。
だから。。。
子供は「どうしてたんぽぽが乗ってるの?」なんてよく聞いてきます。
ちなみにタンポポにも栄養効果があるんです。
・浮腫を防止・回復する作用
・食欲を促進させる作用
・便秘を克服する作用
・おっぱいの出を活発化させる作用
・癒やしの効果
◆まとめ
このようにお刺身に添えてある菊は単に飾りや彩りというだけでなく、
・殺菌効果
・食中毒防止
・解毒作用
・がんの抑制
・老化防止
といった様々な効果があるのです。
ですから食用菊は食べても問題はないのですけど、
パセリ同様に使い回しがされているかも知れませんから気をつけてくださいね。