こどもの日(端午の節句)に近づくと、スパーなどで並び始めるのが柏餅。
さてこの柏餅なんですけど、
柏餅に巻いてある柏の葉っぱも一緒に食べるのでしょうか?
おむすびでいうところの、のり?みたいに見える?
または桜餅って包んである葉っぱも一緒に食べますよね?
だからでしょうか?
食べるのか?食べないのか?よくわからない。。。人も多いんです。
◆柏餅の葉っぱは食べれるのでしょうか?
柏餅を包んである柏の葉っぱですけど。。。
食べられるか?
食べられないか?
という質問にならば「食べられます」とこたえるべきか。。。
「食べても問題はないです」という方が近いのかもしれませんね。
柏の葉っぱってお餅に巻く前に加工するんですけど
葉をゆでてアクを抜き、真空パックにします。
それを業者さんにとかに送ったりするんですね。
その後和菓子屋さんは軽く水洗いして使っていたります。
一般的な柏餅の葉は味付けされていないので美味しくはないですが、
綺麗にしてあり食べても問題はない状態です。
ですから、柏餅の葉っぱは食べれるの?って聞かれると
食べても大丈夫ですけど。。。私は食べません。。。。と応えています。
柏餅を包んでいる柏の葉なんですが、繊維も結構シッカリしており、
葉の厚みもありますから、食感的にも葉っぱ食べてる感が半端ない。。。
もちろん味もありません。
せっかくのお餅の旨さが半減します。
確かにお餅にくっついていて取れにくい場合もありますよね?
そんなときは少々は葉のついた状態でも食べますけど、
普通は葉を剥がして食べています。
これは地位域によって食べ方の差があるのか?といえば。。。。
ないと思います。
地域さというよりは、各家庭の文化です。
そこの家が代々柏餅を食べるときに葉っぱごと食べているならば、
食べるんでしょうし、そうでなければ食べません。
ですから、実際食べる人もいます。
◆柏餅の葉を食べる?エピソードです
とある小学校の給食で柏餅が出た時
柏餅をくるんでいたのは、
本物の柏の葉ではなくポリエチレン製の人工葉でした。
しかし、それを4~6年生の20人の児童が
誤って食べてしまったというニュースがありました。
これは包装紙に
「天然の葉を使用しておりそのまま食べても大丈夫です」と
書いてあったということもあるのですが、
やはリ家庭によっては食べる習慣があるということなのでしょうね。
また以前テレビで天皇陛下のお食事に「柏餅」が出た時。
通常お皿に乗っているものは「そのまま食べても大丈夫です」という
お約束事があり、柏餅は葉がついたまま載っていたそうです。
陛下は当然食べられるものと認識して食べたのですが、
さすがに「美味しくない」と言われたそうです。
そして、葉脈は残されたそうです。
◆まとめ
そもそも餅を包んでいる葉っぱは
お餅の乾燥を防いだり、季節感が出るよう香りづけとしてしようしたりしています。
また意味合い的には、柏が縁起良い木で
新しい葉っぱが芽吹くまで、古い葉っぱは落ちないことから
先祖代々とか子孫繁栄とかの意味合いになります。
そういった意味合いであるため、
やはり柏餅の葉は食べられるものではあるけれども、食べるものではないのでしょう。
ぜひ今年の端午の節句には、お餅から剥がして食べてくださいね。