お雛様をきちんと正確に飾るという事は大事なのですが、
お雛様は1年のうちで、
ひな祭りの期間中以外の11ヵ月間くらいほとんどが収納されているもの。
そのため、収納場所は大切なポイントです。
なぜなら、お雛様は大事な飾りですから、
カビや虫食いなんていったものにさせないように、
しっかりと収納して、ずっと美しいお雛様の状態で保存したいもの。
お雛様を収納するとしたら どこに収納するのが一番良いのでしょうか?
目次
◆お雛様の収納場所は何処がいいの?
一年うちのほとんどが収納されている状態ですから、問題となるのは「湿気」
つまり。。。
お雛様の収納場所は湿気対策ができる場所が良いということになります。
理想を言うならば
「涼しくて、寒暖差が少なく、湿気の無いところ」
しかし。。。家にそんな都合のよい場所はありませんよね。
具体的に収納場所はどこが良いかのか?
①天袋
物を収納する場所といえば押入れになります。
お雛様は湿気に非常に弱いですから押し入れにしまうのは少し不安。
湿気は床に近いと床下からの湿気が、かなり上がってきます。
ですから押し入れの上にある「天袋」を収納場所にしましょう。
片付ける場所としてはいいところです。
位置的に天袋は一番湿気が少ない場所になります。
ですから、すこし狭いんですけど整理して天袋へ収納してください。
②押入れの上段
どうしても「天袋」が無理ならば「押入れ」を収納場所にしましょう。
収納する場所で一番すっきり収納できる場所ですが湿気もあります。
ですから押入れの上段を使用しましょう。
③押し入れの下段
上段が無理ならば下段にしまいましょう。
その際湿気対策として
床にアルミ保温マットなどを敷いておくだけでもかなり違います。
もちろん防虫剤と除湿効果のあるグッズは欠かせません。
また少し面倒なのですけど
たまには押入れを開けて空気の入れ替えもしてあげた方がよいです。
④クローゼットの上の棚
押し入れがなくクローゼットしかない場合は、
そのクローゼットの上に棚がある場合そこに収納してください。
天袋と同じような位置関係になり湿気にくい場所です。
⑤クローゼットの下
洋服などを掛けている下の空間に置きましょう。
⑥ベットの収納スペース
もし収納スペース付きのベッドがあるならそこでも問題はありません。
しかも有効に空いた空間を利用できますから。
⑦タンスの上
洋服ダンスなどがおいてあるならば、その上なんかも良いです。
ただし。。。この場合見た目が悪くなります。
⑧実家
七段飾りのお雛様とかですと、かなり大きな荷物になります。
ですから、もし実家に余裕があるならば実家に置かせてもらいましょう。
今は飾るのは御内裏様とお雛様の二人だけの親王飾りが主流です。
⑨トランクルーム
お金がなるべくかからない方法から紹介してきましたが、
もし余裕があるならば「トランクルーム」はオススメですね。
なぜなら湿度管理がしっかりしているので安心なのです。
基本的には鍵も付いてますし防犯カメラも付いてます。
ただしトランクルームによって設備は違いますから、
きちんと見て判断してくださいね。
◆物置や貸しコンテナなどの屋外はどうなのか?
以上がおすすめできる、お雛様の収納場所ですが、
物置や貸しコンテナなどの屋外はどうなのか?
屋外の物置の場合は、やはり大敵は湿気です。
湿気がない状態の物置であるならば、そこに収納しても問題はありません。
しかし、物置は不向きだといえます。
屋外コンテナも同様に湿気の面で良くないです。
◆湿気対策はどうすればいいの?
簡単な湿気対策としては押入れやクロゼットの扉を開けっ放しにすること。
または、たまに扉を開けて風通しをする。
シーズンごとに1回程度は晴れて空気の乾いた日に虫干ししましょう。
収納する場所も大事ですが、湿気対策として収納ケースも大事です。
・桐の収納箱
雛人形に適した桐の箱がありますから、
それで収納しておくことで湿気や虫、カビから保護する事ができます。
キャスター付きの収納ケースが便利ですね。
押し入れに入れる場合も楽ちんですし、
収納力も高くてお雛様七段飾り全部入るものもありますから。
購入時の段ボール箱にしまっていると、
1個ずつ入れてしまうのも大変ですし押し入れが狭くなって、
スペース的にどうしても手狭に。。。
収納スペースもあまりない場合にはいいと思います。
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◆まとめ
近年は住宅事情もあり、
またマンションでの生活も増えてきたこともあり省スペースになりました。
飾るのはなんとかなるものの収納するのが大変です。
しかも収納場所は限られていますしね。
とはいえ大事なお雛様ですから湿気に気を付けて収納してください。