花粉症というものは、まずもって防御することが大原則。
そのことが花粉症の一番の対策法とされています。
代表的な対策として
・花粉を体の中に侵入させない
・花粉を家の中に入らないようにする
と言われています。
とはいえ。。。
受験を控えた子供が花粉症の場合など、
上記に対策だけでは勉強にもなかなか集中できません。
ましてや薬を服用となると眠くもなります。
多少なりとも無理なく生活できる手立ては存在しないものだろうか?
そこで、一般的な対策法と並行して効果的と言えるのがレーザー治療。
満足できる治療法として挙げられている一つでもあります。
さて、このレーザー治療なのですけど、
花粉症の治療で、
レーザーをするとしたら、いつ頃の時期に受けた方がいいのでしょうか?
◆レーザー治療って、いつ受ければいい?
レーザー治療を受ける時期としては、
花粉症シーズンの訪れる前の年の11月から年明けの2月頭あたりのまでの間が、
防止効果が見込める一番の時期といえます。
なぜかといえば、
・肌の再生の時期に合わせる必要がある
もともとはレーザー治療というものは花粉症メインのものではなく、
アレルギー性鼻炎のケアが目的で実用化された方法ですから、
実は一年を通して、いつでもやってもらえます。
しかし。。。
レーザーの施術で焼いた肌が元通りに復元されてしまうと、
レーザー前と同様にスギ花粉に反応してしまいます。
ですから花粉症のケースですと、
焼いた皮膚が復元するまでの日数と、
花粉のピーク時の時期を配慮して治療する必要があります。
レーザー治療後1~2週間の間は
鼻づまりがきつくなった気がしたりもしますから、
しばらく症状が悪くなったように思います。
けれども1ヶ月ぐらいするとその症状は収まってきます。
この時期と花粉が飛散し出す時期がピッタリな場合が、
最も回復前の皮膚の状態となるため
花粉症の症状が緩められることになるのです。
このように肌の再生の時期と花粉のピーク時を考慮することで、
レーザーでの予防効果を引き上げることができるのです。
・花粉ピークの時期だと鼻水が妨げになる
花粉症の時期になると鼻粘膜が水分を多く含んでしまいます。
これはいわゆる鼻水です。
この鼻水が多い状態というのは鼻の皮膚が湿っている状態であるために
皮膚をレーザーで、しっかり焼くことができません。
だから、花粉症の始まる時期よりも前にレーザーを行う必要があるのです。
とはいえ、
ある程度薬を飲んで症状が軽くなる場合もありますから、
絶対にピーク時はレーザーができないというわけではありませんが、
効果的に症状を緩和するという事はできないかもしれません。
◆まとめ
花粉症の治療としてレーザーを受ける場合の時期については、
①皮膚の蘇生時期を考える
②鼻水が多くなる時期を避ける
花粉が飛び始めるタイミングを2月下旬と考えると、
10月よりは11月、
11月よりは12月や1月に治療を受けたほうが予防効果は高いです。
また、
この時期にレーザー治療を受けるのがちょうど良いのですが、
花粉症が発症する前の段階というのならば、
10月か11月であっても花粉症ピーク時に皮膚が再生することはないし、
症状として鼻水が多くなる前であろうと推測されますから、
早い時期の治療であっても十分に効果が期待できます。
皮膚再生のスピードは人によって異なりますが一般的には約1年。
詰まるところ最盛期が訪れる迄に十分な手立てを打つことが重要なのです。