早寝早起きの習慣をつけたいものですが、
夜眠たくない子供を寝かし付けるのは簡単ではありません。
どういう方法を取れば、幼児を早寝早起きにすることができるのでしょうか?
ライフサイクルというのは、
「いつの間にやら日が昇る時間に起きるようになった」とかみたいな感じで、
自然に早寝早起きという生活リズムになるわけではありません。
早寝早起きの習慣をつける方法としては今の生活習慣を変える必要があります。
その為にはどうしたらいいのでしょうか?
それには両親の頑張りは欠かすことが出来ません。
目次
◆習慣を変えるためにやるべき第一歩
まずは「起点」を作ることから始めます。
幼児を無理やり早い時間に眠らせることをするより、
最初は朝早くに目覚めさせるということからトライしてみてください。
このようにまずは朝毎日決まった時間に起きることを起点にします。
同じ時刻に目覚めることで体内時計の正常化を行うのです。
一日の始まりの時間が決まることで必然的に眠たくなる時間も一定になります。
このようにしていくことで体内時計が正常に動きはじめると、
夜になると自然と寝ることが出来るようになります。
◆一日の行動をルーティーン化する
起きる時間を決めて毎日その時間に起きることを習慣にします。
そして次に一年中ほぼ変わることのないスケジュールを組みましょう。
例えば。。。
・食事
・遊び
・入浴
・消灯
という一日の中で行う事がありますよね。
そういう行動をルーティーン化してしまうのです。
こういう習慣はとても大事な方法の一つで、
晩ごはんを19頃までには食べるようにし、
その後、入浴~消灯という一連の行動をとることで
体が次は睡眠であることを覚えるようになり眠たくなるのです。
◆食事と遊び
明るいうちは、思いっきり体を使って遊ぶことが大事です。
月日が経つと幼児も体力がついてきます。
夜になったはいいが、まだまだ元気が残っている状態ではとても眠れません。
暗くなってからはへとへとになって自然に寝ることが出来るように、
昼の間はしっかり外で遊びましょう。
ここで大切になってくることは遊ぶためにはエネルギーが必要だということ。
エネルギーを減らすために遊ばせてるのに、
遊ぶためのエネルギーを充実させてください。。。
というと矛盾したように感じますが、遊ぶにはやはりエネルギーが必要であり、
体調が良い事が何よりの前提ですからね。
それに習慣という意味合いでも大事な食事をしっかり食べるようにしましょう。
きちんと食事させて、体を使った遊びをさせて下さい。
◆寝る前の入浴は理にかなっている?
体温は体が活動することで温度が上がります。
例えば。。。走ったりすると体が熱くなりますよね。
寝ている間は運動はできませんから体は、ほぼ活動していません。
ですから寝ている間は体温が低くなります。
つまり。。。体の温度を下がると眠くなるのです。
それを実現させるには、ぬるめのお湯につかることが有効なのです。
なぜなら。。。
身体の外側を暖めると皮膚に近い血管が広がります。
そこを通る血液は、そのため冷やされることになり、
結果として体の温度が下がるのです。
だからお風呂の後に寝るという習慣は結構理にかなっているのです。
◆消灯などの寝る環境作りが重要
夜は就寝しやすい環境をつくることが重要になります。
最近は幼児といえどもタブレットをサクサク使える子もたくさんいますが、
寝る前のテレビやパソコンやタブレットは控えましょう。
夜にテレビなどを見たりすると、
画面が放つブルーライトが眠りの邪魔をしてしまうのです。
そのように脳が高ぶって興奮してしまったりすると、
なかなか眠りに就けない要因となります。
ですから昼間はまだ良くても夜、特に食後には利用させないことですね。
横になる時間には部屋の灯りを暗くしましょう。
・私が行った方法で最も効果があった事
私が行った方法で最も効果があったのは一緒に寝てしまうことですね。
もちろん寝る前にやらなければいけない事とかもあるんですけど、
幼児のお風呂に入ってから睡眠という習慣の際に
思い切って寝てしまいましょう。
家族で消灯して就寝することで
「寝る時間に寝る習慣」ということが身につき易くなります。
両親も幼児に合わせ、
早朝起きるという生活習慣にしてみるのもありだと思います。
◆休みの日はどうする?
お休みの日であろうとも
同じようなタイミングで目を覚ますことが望ましいです。
確かに休みの日ぐらい寝ていたいものですけど。。。
ここにも両親の頑張りが必要になってくるのです。
毎日同じ時間に寝て起きるという事をしていれば
必然的に目が覚めてしまいます。
ということは。。。
逆に朝起きるのが辛いということは、
普段の就寝時間に無理があるのかもしれません。
それは、つまり平日の睡眠が不十分であることを意味しています。
ですから、もし休みに起きることができないならば
普段の生活習慣を見なおして見ましょう。
◆まとめ
このように幼児の早寝早起きの方法とは、
つまるところ親の生活習慣に大きく関与しているといえます。
とはいってもお父さんは残業で夜遅いとか。。。
お母さんも家事が大変だし、自分の時間が欲しいとか。。。
いろんな事情があるとは思いますが、できる範囲で行う事が大事だと重います。